2011年07月31日
欧州旅行~ポルト(4日目)
またまたくたくたになり、爆睡の小物どもです。
今日は10:30からドウロ河クルーズを予約してあるので、9:00にホテルを出発です。
朝食はグアラニーというカフェ。
二人とも食欲があまりなく、ハムサンドだけです。
私はコーヒーですが、ドン・マダムは何と奇跡のドロドロのチョコレート汁。
朝からこの濃度はさすがとしか言いようがありません。
ドウロ河までは1キロくらいですが、財布を握るドン・大蔵は、タクシーを選択。
よっぽど昨日がつらかったのでしょう。
さて、隣は世界最強スペイン。南はイスラム勢力。
ポルトガルの残る道は大西洋の先しかない中、大航海時代の幕開けを支えたドウロ河。
当時の勇ましい冒険者達の気持ちを味わうなど微塵も考えていなかった平凡な旅行者は
ただただはしゃぐばかり。
この日も大変な日差しですが、ほんと気持ちいいんです。
手漕ぎボートで海に出ていく裸のおじさんや、3人で5本の糸を垂らしながら、おしゃべりに
夢中なおじさんたち。生活感が出てますね。今も人々の支えになっているんですな。
約1時間の優雅なクルージングを終え、写真にうっすらと写るドン・ルイス1世橋を
歩いて渡ることに。
この橋から見える景色を見るために来たといっても過言ではないので、必見の景色です。
本当に素晴らしい景色です。この街全部で世界遺産っていうのに大納得。
橋を渡り切りそこから出ているロープーウェイに乗り、世界遺産のポルト歴史地区の対岸
ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアに着きました。
この地はポルトワインのワイナリーが、60もあるワインの街です。
ポルトワインというのは、通常のワインと違って熟成の途中でブランデーを入れて
熟成を止めるみたいです。(成澤さん、あってますかね?)
普段ワインを飲まないのですが、せっかくなので今回はワインの勉強をしてみることに。
60のセラーのうち、320年売却や合併が一切なく経営者が同族で行われているセラーは
何と1件のみなのだそう。
「Taylor's」
しかし、行く手を阻むかの如く、得意の急な坂道。でも素敵な道です。
30分の遠足でようやく着きました。
いっちょ前にワインリストを読み、赤いのと白いの頼んでみました。
赤、10年のヴィンテージ。素人の感想です。
トロっとして濃厚な舌触り。グラスを回すとブドウの香りが立ちます。
自分の今まで飲んだワインと決定的に違うのは甘さ。これって自然の甘さ?
正直に言うと砂糖の甘さの様に感じます。食事とはつらいので、食後とかだといいかも。
白い方はヴィンテージではないんですが、すっきりとした飲みやすいものでした。
ああいっちょ前…
美味しいワインの後は勿論、食事です。
ニンニクの効いたトマトスープにパンを入れて炊きこんだ郷土料理。
実は、この辺から欧州の食事に疲弊しておりまして、食欲がありません。
パン攻撃止めてください。我々にお米を下さい…
気を取りなおして、ポルトの竹下通り。サンタ・カタリーナ通りに行きます。
ここにはポルト一美しいアズレージョの教会があります。
アルマス教会
ポルトは小さい街なのでなから観光地は回ってしまったので、昼間とは違う顔を見にでかけます。
23:00
夜景より昼間見るとこっすね。
すっかり食事が苦痛になった私やっちゃいました。
毎日くったくたですよ。今日も終わりましたとさ。