2011年07月30日

欧州旅行パリ~ポルト(3日目)

 昨日はパリを一日中歩き回ってヘトヘトだったので、ぐっすり眠ることができました。

 パリは色で表すなら灰色。



 このアンニュイな空気が様々な芸術や思想を育んだのかなどと朝から気取ってみました。
 
 7:30ホテルをチェックアウトしてエアポートバス乗り場のオペラガルニエまで向かいます。




 8:00CDG空港に到着。

 11:30のフライトまで時間がありますが、3時間前までに空港に着きたい小物の二人は

 余裕で待ちます。



 飛行機はEasy Jetという今日本ではやり始めた格安航空会社。

 ユーロ圏内は格安航空会社で十分行き来できます。ちなみにこれは一人8000円くらい。

 12:45ポルトに着きました。



 空が青い蒼い碧い。

 空港からメトロでホテルまで向かいます。

 このメトロ、てっきり地下鉄かと思いきや、ずっと外を走ってます。

 ホームも無人でただで乗り放題(もちろん我々はチケット買ってますよ)

 こんなのんびりした空気が我々の期待を大きく膨らましてくれます。



 ホテルのチェックインを済まし、早速喜び勇んで街に繰り出します。

 パリの最高気温は16℃。こちらは30℃は超えているでしょうが、カラッとして全く不快ではないですね。

 天気も良くて、最高だ!!

 ポルト市庁舎


 
 言ってしまえばただの役場。何でこんなにも絵になるのでしょうか。

 田舎者はただただ口をあけて驚くばかり。

 と思いきや、女房はお腹がすいてたから口を開けていたみたいなので、近くのレストランへ。

 しかし、メニューが全てポルトガル語…

 うーんと唸ってみてもポルトガル語の神様は降りてこなかったので、勝負に出ます。

 値段で決めるという大胆且つスリリングな展開。

 8ユーロくらいの何かを頼みました。はてさて…



 勝ち!

 どっちもチキンですが竜田風と蒸し焼き風。良かったよかった。

 お腹もいっぱいになり、向かうはポルト歴史地区の新宿駅。

 アズレージョと言われるタイル画が物凄い数ありんす。

 サン・ベント駅






 こんなん出ましたけど。マジックバスだとさ。

 次はカテドラル。大聖堂ってやつですね。

 そもそも何故ポルトに来たかというと、女房が魔女の宅急便が大好きであの舞台となった

 この地に来たというわけさ。

 カテドラルにはそのポイントのシーンがあるようで、

 「キキが忘れ物をしたお客様にパン屋から飛び出すシーン」



 ポカーンでございました…女房がはしゃいでおりましたんで良しです。

 凄く坂道の多い街で、狭く、地図を見ていても不安満載ですが、得意の大丈夫大丈夫作戦で、

 女房には悟られない様に迷子になります。



 この時点でだいぶ歩いているので、エンリケ航海王子広場を探しながら歩いているとちょうどベンチがあり

 小休止することに。
 
 目的地が見当たらない…と困っていると、実はもうその広場に居たなんて、サプライズもありました。




 ボルサ宮、サンフランシスコ教会を見学して、お買いものタイム。

 この時点で19:00。



 ほんとに一日が長い…

 この後、この旅一番の修行。

 クレゴリス教会と世界一美しい本屋さんを目指して歩くも、女房ついに力尽きます。

 確かにあるいたわ…

 ところで、ポルトガルは大西洋に面していて、ユーラシア大陸で一番最後の夕日が見れるのですが、

 恐らく、22:00くらいの予感…

 しかし、今回の女房は一味違います。へばりながらもまだ目は死んでおりません。

 10キロくらいで海なので、一度ホテルへ戻って、一休み後、タクシーにてアタックだ。

 しかし息巻く二人をあしらうかのような運転の荒さ。

 欧州はジェットコウスターいらずです。

 はい、着きました。20:00くらいですかね。



 こんなロケーションでご飯を食べるなんて何か素敵です。

 「SHIS」この旅ダントツの美味さ!!!!!!

 自分はブラックタイガーとイカ墨のパスタ。

 女房はエビのグリル。サラダは二人でシェアします。







 普段は飲まないワインなんぞも嗜んでみました。浮かれてます。うん。




 でも本当に美味しかったんです。

 この時思わず女房に言いました。

 「人生のピークかもしんない」

 そう思えるくらい素敵な時間を過ごさせて頂きました。感謝感謝。

 こうしてポルトのでしゃばりな夕日は沈んでいくのでした。


   


Posted by まさと at 03:13Comments(0)旅行