2011年06月22日
趣味の話
まぁ言ってしまえば何だって趣味になり得ますな。
例えば、あたし人間観察が趣味なんだよねぇ♪
とか、おらぁ寝るのが趣味なんだぜっ!
だの。
まぁ今回はこの手の話は置いときまして。
割と自分は広く浅いタイプではございますが、
音楽、スポーツ、文化、それぞれに、
自分のツボがありまして、
今日はちょっと文化部門から、私のツボの話を。
『仏教』
これはかなり楽しいです。
活動内容は基本的にはお寺さんに出掛けまして
伽藍、宝物を見学して、朱印を頂いてくる。
そして、良かった良かったと帰る。
とまぁこんな感じですね。
私は全く信心深くありませんので、
仏教を芸術と哲学の二面でしか捉えませんが。
ちょっと深く入って見ますと、
まず解りやすい仏像。
もちろん仏様には種類がありますが、それよりも
私が見て欲しいのは、制作時期ですね。
日本で一番古い仏像は6世紀位のものですが、
日本で作られたものではなく、当時の百済から入って
来たものなんですね。(因みに善光寺ご本尊が日本最古と言われてますね♪)
だから顔が特徴的なんです!
修学旅行で行く法隆寺にある仏像なんかが代表ですね。
私の好きな広隆寺の弥勒様もこの時代です。
次に大量生産の平安時代を抜けて
リアリズム、鎌倉時代。
運慶、快慶に代表される慶派と呼ばれる仏師軍団による
リアリティーの追求。
西洋彫刻にも通じる仏像が作られて行きます。
ちょっと話を変えて、次は伽藍について少し。
伽藍とは平たく言えば建物ですね。
昔は境内の中で、配置も決まっていまして、
本堂や、経堂、宝物堂等、庭園等もひっくるめて伽藍。
その中で、庭園の話を。
大きく分けて、見るポイントが決まってる枯山水と
庭を歩きながら見る回遊式の庭園に分かれます。
ベターですが、銀閣寺の庭好きですね。
歩いてもよし、山側から見下ろしてもよし。
庭には意味が込められていると言いますね。
庭石一つ置く位置も意味があり、そこは宗教とリンクして
きますが、極楽浄土を表現したり、ただひたすらに『美』
を追求したり、様々ですね。
まだまだ足りないけど、長くなってきたので、
この辺で。
最後に、
こんなことをわざわざ書いてまで言いたいことを。
今まで書いたことは触りですが、日本が培った
大切な文化です。
文化、芸術、美意識が発達するためには宗教が
欠かせないと思っています。
ちょっと誤解をされそうですが、敢えて攻めます。
仏像が好きで見てみた世界ですが、
宗教って哲学なんです。
こうやって生きてみたら楽だよとか、これはダメだよだの、
要は無宗教な自分も多分に影響を受けているってこと。
豊かになった我々には宗教の必要性がなくなっていますが、
きっと現代に生きる我々にも生きるヒントがあるんじゃないかな
って思うわけです。
よく『微分積分なんて必要ないじゃん』とかいいますね。
でもそれって必要かどうかなんて問題じゃないんです。
昔の偉人が発見した文化なんです。
それを誰かが何の苦労もしないで教えてくれる。
なんてこったい!我々は文化の継承者ではないか!
って思いませんか?
そういう事全部まとめて私の趣味『仏教』
の紹介でした!
例えば、あたし人間観察が趣味なんだよねぇ♪
とか、おらぁ寝るのが趣味なんだぜっ!
だの。
まぁ今回はこの手の話は置いときまして。
割と自分は広く浅いタイプではございますが、
音楽、スポーツ、文化、それぞれに、
自分のツボがありまして、
今日はちょっと文化部門から、私のツボの話を。
『仏教』
これはかなり楽しいです。
活動内容は基本的にはお寺さんに出掛けまして
伽藍、宝物を見学して、朱印を頂いてくる。
そして、良かった良かったと帰る。
とまぁこんな感じですね。
私は全く信心深くありませんので、
仏教を芸術と哲学の二面でしか捉えませんが。
ちょっと深く入って見ますと、
まず解りやすい仏像。
もちろん仏様には種類がありますが、それよりも
私が見て欲しいのは、制作時期ですね。
日本で一番古い仏像は6世紀位のものですが、
日本で作られたものではなく、当時の百済から入って
来たものなんですね。(因みに善光寺ご本尊が日本最古と言われてますね♪)
だから顔が特徴的なんです!
修学旅行で行く法隆寺にある仏像なんかが代表ですね。
私の好きな広隆寺の弥勒様もこの時代です。
次に大量生産の平安時代を抜けて
リアリズム、鎌倉時代。
運慶、快慶に代表される慶派と呼ばれる仏師軍団による
リアリティーの追求。
西洋彫刻にも通じる仏像が作られて行きます。
ちょっと話を変えて、次は伽藍について少し。
伽藍とは平たく言えば建物ですね。
昔は境内の中で、配置も決まっていまして、
本堂や、経堂、宝物堂等、庭園等もひっくるめて伽藍。
その中で、庭園の話を。
大きく分けて、見るポイントが決まってる枯山水と
庭を歩きながら見る回遊式の庭園に分かれます。
ベターですが、銀閣寺の庭好きですね。
歩いてもよし、山側から見下ろしてもよし。
庭には意味が込められていると言いますね。
庭石一つ置く位置も意味があり、そこは宗教とリンクして
きますが、極楽浄土を表現したり、ただひたすらに『美』
を追求したり、様々ですね。
まだまだ足りないけど、長くなってきたので、
この辺で。
最後に、
こんなことをわざわざ書いてまで言いたいことを。
今まで書いたことは触りですが、日本が培った
大切な文化です。
文化、芸術、美意識が発達するためには宗教が
欠かせないと思っています。
ちょっと誤解をされそうですが、敢えて攻めます。
仏像が好きで見てみた世界ですが、
宗教って哲学なんです。
こうやって生きてみたら楽だよとか、これはダメだよだの、
要は無宗教な自分も多分に影響を受けているってこと。
豊かになった我々には宗教の必要性がなくなっていますが、
きっと現代に生きる我々にも生きるヒントがあるんじゃないかな
って思うわけです。
よく『微分積分なんて必要ないじゃん』とかいいますね。
でもそれって必要かどうかなんて問題じゃないんです。
昔の偉人が発見した文化なんです。
それを誰かが何の苦労もしないで教えてくれる。
なんてこったい!我々は文化の継承者ではないか!
って思いませんか?
そういう事全部まとめて私の趣味『仏教』
の紹介でした!
Posted by まさと at 22:15│Comments(0)